ヨーガとは心を静め、ありのままを観る練習。
まず、その為に私たちは
体を使ってアーサナの練習に励むのですが
本来のヨーガの目的からズレてしまうと
アーサナが単なる体操になり
怪我をしたり苦しみが生まれ
何の為にヨーガをしているのか分からなくなってしまう方も多いような気がします。
谷戸先生のヨーガ哲学講座は
ヨーガの本質を優しく丁寧に解説してくださります。
ヨーガから学ぶ心の扱い方を知ると
日々の暮らしがもっと自分らしく軽やかに生きられるのではないでしょうか♪
皆さまのヨーガの取り組みが
より豊かに深く広がっていく時間になると思います!!
2月3日(土)
①【八支則の教えと瞑想の関係】10:00〜12:00
このクラスでの大きなテーマは八支則です。
八支則とは、聖者パタンジャリが示した瞑想に向かうための八段階です。
八支則の最初の2つヤマ・ニャマは道徳的人格を形成し
アーサナ・プラーナーヤーマは身体的人格を形成し
プラッテャハーラ・ダーラナーは心的人格を形成し
デャーナ・サマーディは精神的人格を形成します。
この八支則の目的は、考えを整えることです。
八支則の実践がゴールではありません。
瞑想や学びを深めるために自分自身の考えを整える準備の段階です。
このクラスでは、八支則についてと、その先の瞑想についてをお話させて頂きます。
ヨーガ哲学の基本から、さらにその先を深めたい方にオススメです。
②【瞑想のステップ】13:30〜15:30
瞑想は対象物を想う心の活動と言われます。
対象物を想うための心の活動には、伝統的な5つのステップがあります。
対象物を想い心を一つの事に集中するには、心の統括力が必要となり、その為には肉体を使う段階から徐々に内側へと段階を進めます。
あるがままをあるがままに見ることが瞑想です。
瞑想する準備から、瞑想時に想うことまでの全体像を学びます。
2月4日(日)
③【ヨーガから学ぶ心の扱い方】10:00〜12:00
ヨーガの聖典であるバガヴァッド・ギーターは、
「あなたは悲しむべきでないものに悲しんでいる」というメッセージから教えが始まります。
悲しみ・不安から抜け出す方法は、「認識と受容」です。
起こった事柄をどのように認識し、どのように受容するかで悲しみの扱い方は変わります。
認識と受容は普段の考え方の癖・思い込み・習性となっているので、この認識と受容を良い方向に変えていくためにはヨーガが悲しみを破壊する道具となります。
ギーター6章17節には「適切に努力をする人にとって、瞑想は悲しみを破壊する道具となります。」と記されています。
ヨーガは認識を変えて、真実を見る練習となり、心の態度を変える実践です。
ギーターの教えから悲しみの抜け出し方、悲しみに心を奪われない生き方を学びましょう。
④【ヨーガを深めるマントラ基礎クラス】13:30〜15:30
このクラスではチャンティング(マントラを唱えること)とマントラの練習&解説をします。
サンスクリット語でのマントラの意味を知り、実際に唱えて練習をします。
マントラには聖典の明かすヴィジョンが詰め込まれています。
代表的なマントラをサンスクリット語の発音や文法の基礎を行い、よりマントラが身近なものになるように、楽しみながら覚えられたらなと思います。
このクラスはチャンティングが初めてな方から受講可能なクラスです。マントラを知ることでよりヨーガを深めてくれるでしょう!
【料金】
各クラス5000円
2つ以上のクラスを参加されると1クラス4500円となります。
【講師プロフィール】
谷戸康洋(やとやすひろ)
高校時代、器械体操でインターハイ、国体出場。2012年studio fikaを山梨県昭和町に設立。fikaを中心に山梨県内外、ヨガイベント、更には国外でも指導。雑誌Yoginiでは谷川俊太郎さんの詩と瞑想のエッセイの執筆やヨガ哲学のページを幾度と監修。雑誌Yoga journalでは「漫画で読むヨガ哲学」を監修中。ロサンゼルス在住のDr.Hommaが提唱するHSKキネシオロジーを学び、心と体の繋がりを体感できるヨーガを各地で提唱している。毎年自身もインドでヴェーダの教えを学び、年に一度インドでのリトリートも開催。2021年には「脱力ヨガ(Gakken)」を出版。2023年、脱力ヨガが韓国で翻訳出版。